【久留米市】久留米支部100周年・青年部35周年を記念し『つなごう花の輪 新たな一歩へ』池坊久留米支部いけばな池坊展が開催。
2024年3月9日(土)~2024年3月10日(日)、久留米市六ツ門町にある久留米シティプラザ 2階展示室にて、支部100周年・青年部35周年『つなごう花の輪 新たな一歩へ』池坊久留米支部いけばな池坊展が開催されます。
池坊久留米支部創立100周年と池坊青年部35周年を記念し開催される花展。久留米支部大作をはじめ、総数103瓶に加え、学校華道くるめっこ館の子ども達の作品も展示されます。
また、3月10日(日)は花展会場内において、一般参加の体験活動も行われるようです。
華道家元池坊とは
池坊の3つのスタイル
池坊のいけばなには「立花(りっか)」「生花(しょうか)」「自由花(じゆうか)」の3つのスタイルがあります。
立花(りっか)
立花は室町時代に成立した最も古い様式で、多種多様な草木により大自然の風景を表現。
木を山、草を水の象徴として一瓶の中に自然の景観美、さらにはこの世の森羅万象を表されています。草木の調和を通して自然の摂理を知ることを、立花では大切にされています。
生花(しょうか)
生花は江戸時代に成立した様式で、1~3種類の花材を用い、草木が地に根を張り生きる姿を表現。
立花が草木の調和に美を求めることに対し、生花は草木の命が現れる出生(しゅっしょう)の美に注目します。出生とは草木それぞれが持つ特徴、いわば個性で、草木が懸命に生きる様々な姿に美を見出したものが出生美です。生花は草木の出生美にもとづき、一瓶の中に品格をもって草木の命を表そうとする様式となるようです。
自由花(じゆうか)
定まった型はなく、草木の形状や質感にも目を向けながら文字通り自由にいける様式で、幅広い表現が可能です。
その特徴は、草木の美を様々な観点から見出し、文字通り自由にいける型のないいけばな。床の間という空間に縛られることなく、あらゆる空間・シチュエーションに花を飾るための新しいいけばなとして、人気を博し活躍の場をさらに広げています。
また同日、久留米シティプラザ 六角堂広場にて「くるめ花の博覧会 ~くらしに花を〜六角堂 花フェア」も開催されています。この機会に、久留米シティプラザ へ「花」を楽しみにお出かけしませんか。
支部100周年・青年部35周年を記念し『つなごう花の輪 新たな一歩へ』池坊久留米支部いけばな池坊展
◾️開催会場:久留米シティプラザ 2階展示室
◾️所在地:福岡県久留米市六ツ門町8-1
◾️入場:無料
◾️主催:華道家元池坊久留米支部
◾️後援:久留米市、久留米市教育委員会、久留米市文化推進協議会、久留米市連合文化会、西日本新聞社、華道家元池坊福岡県連合支部
◾️花展種別・作品数 支部花展:103作