【久留米市】「祇園さん」の名で親しまれている「高良下宮社(こうらげぐうしゃ)」。高良大社と同じく歴史ある神社。
久留米市御井町387に鎮座する「高良下宮社(こうらげぐうしゃ)」。
高良大社の一の鳥居の近くにあるこちらの「高良下宮社(こうらげぐうしゃ)」は、上宮である「高良大社」と同じく、履中元年(400年)あるいは天武天皇の白鳳2年(664年)の創建と言われている歴史深い神社です。
広い境内は石段が二段になり、左から祇園社、中央は高良下宮社、右は幸神社と三つの拝殿が繋がっている珍しい形です。
御祭神は、高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)孝元天皇(こうげんてんのう)・素盞嗚尊(スサノオノミコト)
上宮(高良大社)を遥拝する位置にある「高良下宮社」は、平安時代には、国司がつかさどる名社でした。
また、南北朝時代の天授3(1377)年に、征西将軍宮懐良親王(かねよししんのう)が、この神社に願文を納めたことが知られています。
有馬二代藩主・有馬家入国の折、神領を寄進され府中町の氏神となりましたが、今日でも「祇園さん」の名で親しまれています。
境内には、大きな楠の木が3本ほどありとても清々しい空気が漂っている神社です。
2024年6月1日(土)、6月2日(日)の2日間、高良大社で「川渡祭(かわたりさい)別名へこかきまつり」が開催されますので併せてご覧ください。
【久留米市】高良大社「川渡祭(別名 へこかきまつり)6月1日(土)・6月2日(開催。茅の輪くぐり、ご祈願を受け、さらなる幸福のご縁を。
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