【久留米市】筑後国一の宮「高良大社」。延喜式内名神大社、正一位と古代より筑後地方筆頭の格式を誇る神社。
久留米市御井町に鎮座するのは筑後国一の宮「高良大社」。筑後地区にある延喜式名神内社で、筑後四社の内の一社。
さらに、境内社である「伊勢天照御祖神社」も延喜式内社 筑後四社の一社となっています。
高良大社は、仁徳天皇55年(367年)または、78年(390年)に高良神(玉垂命)が高良山に鎮座され、創建は履中天皇元年(400年)と伝えられています。
南北朝のころは征西将軍懐良親王の祈願をうけるなど由緒ある神社で、江戸期に入ると歴代の久留米藩主も崇拝を集めたようです。
第二代有馬忠頼は、有形文化財(建造物)の石造大鳥居、
第三代有馬頼利は九州最大級の神社建築と言われた現在の御社殿(国重要文化財)、
第7代有馬頼徸は中門・透塀をそれぞれ造営寄進しました。
境内には、福岡県天然記念物の御神木である樹齢400年の「高良大社の大樟」があり、その佇まいは圧巻です。
また、社宝に「紙本墨書平家物語」(重要文化財)、「絹本著色高良大社縁起」(県文化財)などがあります。
高良山中にある国の天然記念物「孟宗金明竹」や、
国の史跡になる「高良山神籠石」など、貴重な物が今も残っています。
男女児数え7歳や、還暦・厄年の方が、厄除や長寿息災を願うお祭り「川渡祭(別名:へこかきまつり)」や、
【久留米市】高良大社「川渡祭(別名 へこかきまつり)6月1日(木)、2日(金)開催。茅の輪くぐり、ご祈願を受け、さらなる幸福のご縁を。
8月には、高良大社の本坂131段の石段の両側にある灯籠と、鳥居型のイルミネーションが点灯される高良大社の「献灯祭」など以前ご紹介しました。
通常御朱印
筑後國夏至詣 特別御朱印
6月22日の夏至をはさんだ三日間、高良大社、篠山神社、久留米宗社日吉神社、筑後国府跡を巡り、御朱印(国府跡は国府印)をいただくイベントがあった時の特別御朱印です。(2020年以降は、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点からか夏至詣は行われてないようです。)
夏至の日の入りと冬至の日の出の直線には「光の道」が体験できるほか、沈む夕日はどの季節も美しく、絶好の夕景スポットとなっています。
筑後国一の宮 高良大社
参拝時間:6:00~17:00
祈祷の受付:9:00~15:0
神符守札授与所:9:00~15:30
御朱印:あり
駐車場:あり
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