【久留米市】「岩田屋久留米店」開店52周年記念の際に掲げられた久留米絣の「本藍染の暖簾」を見て触れてきました。
久留米市天神町にある岩田屋久留米店では、2024年5月22日に開店52周年「岩田屋久留米店 開店記念祭」が開催されました。
開店52周年を記念し、地域の伝統を“未来”へつなぐ一助として、正面玄関には、地域の伝統工芸の技を引き継ぐ若手工芸作家とともに製作された久留米絣の「本藍染の暖簾」が披露されました。
「本藍染の暖簾」は岩田屋久留米店の正面入り口に掲げられています。
近寄ってみるとなかなかの巨大な暖簾です。
暖簾のタイトルは
寶筑紫飛白紋樣角岩
本藍染生平麻大暖簾
たからつくしひはくもんようかくいわ
ほんあいぞめきびらあさおおのれん
久留米絣未来研究室 古賀円氏×藍染絣工房 五代目 山村研介氏×福田染物店 五代目 福田隆雄氏×岩田屋の製作により完成しました。
久留米絣の白と濃い紺のコントラストと違い、藍色のグラデーションを多用して染められています。透かしてみてみると藍色が涼しげで素敵！
また、久留米店限定のれんのデザインに関しては、岩田屋の社章である角岩(カクイワ)が中央に位置し、「宝尽くし」という、いろいろな縁起物の吉祥紋様と絣紋様がちりばめられています。
〝未来〟へとつないでいくための一助とはいえ、このような伝統工芸の大作を身近に見て触れることができるのはとても素晴らしいことですね。
西鉄電車のロータリーに面した玄関に掲げられた「本藍染の暖簾」。
ぜひ皆さんも本藍染の暖簾をくぐって岩田屋久留米店にお買い物にお出かけしてみてはいかがでしょうか？
関連情報
2024年7月20日(土)～10月14日(月・祝)の期間、久留米市野中町にある久留米市美術館にて、展覧会「藍のものがたり」が開催されています。
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