【久留米市】1491年に創建された由緒あるお寺「真宗大谷派 清涼山 真教寺」。本堂の格天井に描かれた狩野永就筆の60枚の花鳥画には圧巻!!
久留米市の中心にほど近い寺町の南方にある「真宗大谷派 清涼山 真教寺」。
「寺町」の名の通り、ここには17の(古くは26寺)の寺院が集まって一つの聖域をつくっています。
寺町地区の南方にあり、通りから鐘楼が見えるお寺です。明善堂創建者である樺島石梁の墓もあります。
案内板によると、延徳三年(一四九二)御井郡仁王丸村(現北野町)に善西によって創建され、慶長八年(一六〇三)、六代教専の時、久留米元町(城南町祇園社附近)に移されたそうです。
更に元和七年(ー六二一)七代善海の時、寺町に寺地を拝領し移転してきました。
立派な山門をくぐると正面には本堂がそびえます。

右奥の建物にparade2があります。
本堂の中に入り参拝させていただきました。中央の御本尊には立像の阿弥陀如来が拝しています。
そして、この真教寺の本堂の天井には、久留米藩の御用絵師である狩野永就の60枚の花鳥画があります。
一枚一枚の絵が異なり、繊細な絵柄、色付けがいまも残る花鳥画には圧巻!!
さらに、正面より右の部屋の天井一面には優雅に描かれた孔雀が、
左の部屋の天井画には、立派な鳳凰が描かれています。
ここまで鮮明に描かれた花鳥画を、目の前で拝見する機会はなかなかないはず。
お寺の方にお願いすると、快く本堂内を見せていただけます。気になる人は参拝してみてはいかがでしょうか。ちなみに、御朱印の有無を確認したところ取り扱いはないそうです。
parade2
真教寺の境内にある一角には、不定期の営業をしているラーメン店「parade2」があります。
真教寺の来寺と共に、久留米ではなかなか味わえない新感覚のラーメンをぜひお試しください。
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