【久留米市】〈つつじ・花見情報〉4月7日(金)現在。「久留米森林つつじ公園」と「高良大社の久留米つつじの原木群」の気になるつつじの開花情報です。
久留米市御井町の高良大社の奥の院の東側にある「久留米森林つつじ公園」の一部のつつじが開花しています。(2023年4月7日現在)
あいにくの天気でしたが、曇り空でも開花したつつじの綺麗さは一目瞭然です。
真っ赤なつつじやピンクのつつじ↓
ピンク、赤、紫のコンビネーションのつつじが色鮮やかに咲いていて観賞を楽しめました。
まだ所々蕾が目立っていましたが、4月中旬頃には開花しているかと思います。
久留米森林つつじ公園には売店や休憩スペースもあり、つつじを鑑賞後にゆっくりと休むことができます。
また、レジャーシートをひいてつつじを観ながらピクニックなど楽しめる公園です。
久留米森林つつじ公園とは
この久留米森林つつじ公園は、明治100年と福岡県の「県の木」に〝久留米つつじ″が選ばれたのを記念し、開設された公園です。
4月中旬ころになると、園内に植えられている久留米つつじや平戸つつじなど100種61,000株のつつじが見頃を迎えます。
久留米森林つつじ公園はこちら↓
次に訪れたのは、久留市御井町に鎮座する筑後国一の宮「高良大社」。
本殿の背後から南側の崖面に、推定樹齢200年とされる「高良大社 久留米つつじの原木群」があります。
高良大社の久留米つつじは他の場所に咲くつつじに比べると開花は少し遅め。
200年以上この地で咲き続けている「久留米つつじの原木群」は天然記念物に指定されています。
高良大社 久留米つつじの原木群とは
久留米つつじは、江戸時代末、久留米藩士の坂本元蔵(1785~1854)がキリシマツツジを原種とて、新種の改良に成功したことでよく知られています。
その際、坂本は、高良山及び梅林寺の境内に、二千本余りのつつじを植えたといわれ、そのツツジから種子を採取しました。
現在、梅林寺境内につつじの古木は見当たらず、久留米つつじにつながる「つつじの古木群生」は高良山のみに残るだけとなっています。
久留米市の花「久留米つつじ」は、久留米市のシンボルであり、日本中で愛されている花です。また、日本だけでなく国際的にもクルメアザレアの名で親しまれています。
これから続々と開花して4月下旬ころまでつつじの観賞を楽しめるかと思います。
気になる方はぜひ観に行って下さいね♪
高良大社の久留米つつじの原木群はこちら↓